たびするシューレとは?

人を、大分を、味わい尽くす。
新見館長に初めてお目に掛かったとき、こんなインテリゲンチャが大分にいらっしゃるなら、展示を見に行くだけでなく、人となり自体を味わい尽くすのも一興と感じた。それを友人の西田くんに話すと、本屋の岩尾くんとも似た話をしている由だった。
果たして、日中の館長室にどかどかとお邪魔して、不躾にその思いつきを伝えると、館長の口から、あれよあれよとアイデアが飛び出して、小一時間ほどで企画の全貌が現れた。ゲストの人選も、テーマもすらすらと湧き出てきたものだ。
一方で館長は言う。オレはアート以外に興味はない。大分がどうなろうと知ったこっちゃない。その言や良し。そんな放言の裏に隠れた無類の気遣いを僕は知っている。過激と繊細。その組み合わせが、シューレの魅力を作っている。
 

 
 
追記
イベントの締め括りで行われる、館長による一本締めは、一度体験することをお薦めしたい。
 
言い出しっぺのひとり 江副直樹 事業プロデューサー